英語勉強法まとめ
私なりの英語勉強法まとめです。厚かましくて申し訳ないけどちょっとでも役に立てたらなと思って書いたので、勉強の休憩がてらにでも見てくれたら嬉しいです。
① 私の元々の成績について
高3の春休みが終わるまで、定期テスト時以外で勉強したことは全く無かったし、
授業もあまり真面目に聞かず、好きな授業以外ほぼ寝てました。
5月の最初の共通テスト模試の偏差値は、
英語50.2 国語56.2 世界史49.2
第一志望の同志社大はもちろんE判定。
知識も習慣もゼロの状態からのスタートでした。
②英語の勉強法
大まかな流れとしては、
英単語と文法(3月〜6月)→英文解釈(夏休み中)→長文読解(9月〜11月)→過去問
の順番でやるのが一番ベスト。
目安として月も書いてあるけど前後しても問題なし。私は勉強法を確立できなくてこの一ヶ月遅れぐらいのペースで進めてました。
【英単語】
まずはとにかく英単語。スキマ時間に赤シートを使いながら覚えていく。一つの単語に時間をかけず、単語帳を何度も読み返すことが大切。
大体覚えてきたら、メインの単語だけでなく派生語も覚えていく。特に同志社では派生語、類義語の知識が非常に重要なので、私は青ペンを引いて覚えていた。
単語帳は、一度覚えた単語もすぐ忘れてしまうから入試が終わる日まで毎日やり続ける!夏休みが終わるまでに大体覚えられたら理想。(私が全部完璧に覚えたなと感じたのは共テ直前。そんなもん)
不安の多い後半部分をメインにしつつ、前半部分もたまには確認して、派生語や類義語もどんどん覚えて、入試までに完璧にしよう。
【英文法】
英文法は、vintageなどの問題集に入る前に、解説書をやるのがおすすめ!問題集の説明では十分に理解できなかったり、根拠がわからないままなんとなく答えを覚えてしまうから。
解説書はなんでもいいので、本屋さんに行って自分がなんとなくやりやすそうなものを選ぼう。
初めての参考書に取り組むときのポイントは「脳死で読まない」こと。
きちんと内容を理解するという意識を持って、集中して読もう。時間があるなら軽くノートにまとめてもいいし、線を引いてもいい。とにかく文法のルールを叩き込む。
私は塾の文法解説書を使っていて、そこに出てくる構文が塾のテストに出てくるので軽くノートにまとめてたけど、
❶何回も構文を書くのではなく一回だけ集中して書く
❷この構文はどういう文法のもとで成り立っているのか理解する
ことを意識して書いてました。
解説書が一通り終わったら(その参考書内で読んで分からない部分がなくなったら)、vintageなどの問題集に取り組む。間違えたり、分からない問題は右ページの解説をしっかり読んでわかるまで繰り返す。一通りやってもネクステなど他の問題集に手を出す必要はないので(私はEngageで行けた)自分が持っている問題集一つをやり込もう。
Vintageは少なくとも公募終わるぐらいまでは毎日回すのがおすすめ。
私は文法の知識が曖昧で、過去問をやった時に他の受験生なら普通に正解するところを間違えることが何度もありました。受験中いちばんの後悔です。
冬に文法をやり直す暇なんてないので、夏までにしっかりやっておこう。
【英文解釈】
英文解釈とは、今まで学んだ単語や文法の知識を活かしつつ、正しく文章を読み取るために勉強するもの。文法が終わってすぐに長文をやるのではなく英文解釈をやることで、入試の読みにくい文章の仕組みを掴んでより早く正確に英文が読めるようになる。
夏休み中か夏休み終わるまでに文法一通りできるようになったら、簡単な長文と並行しながらでもいいし、Vintageとか回しつつ解釈をやってもいい。
関関同立レベルなら、「入門英文解釈の技術70」と「基礎英文解釈の技術100」がおすすめ!
脳死で読むとなんのこっちゃ分からんので、理解しようと思いながらじっくり読む。分からなかったら文法書に立ち返る。
技術100の方はちょっと難しいことも書いてるので、分からなかったページに付箋貼って後から何度も読み返したり、音読するといい。
主語がどれで動詞がどれかがわかるだけで結構長文も読みやすくなるので、SVの意識だけは忘れないこと!
慣れてきたらここでto不定詞やなーとか、ここからかかってこう訳してるなーとか分かってくる。
【長文】
長文は演習量を重ねてペースやコツを掴むことが大切。「レベル別問題集」などを使用して最初は易しめのものからだんだん難易度を上げていくのがおすすめ。
最初は解けなくて嫌になるかもしれないけど、なんで自分は解けないのか分析することを忘れず、それを改善していけば必ず出来るようになるから大丈夫。
「関正夫のthe rules」は解説が丁寧で、難易度別に分かれているので使いやすい!私はこれで長文解くのが楽しくなった。
最初はなんとなくでいいから時間制限を緩く決めて解く。答えを確認したら、間違えた部分の解答根拠と自分が間違えた理由(語彙不足、解釈間違え、ケアレスミスなど)をじっくり考える。そして、語彙不足なら単語帳回す時間を増やすとか、解釈ミスならもう一度解釈の参考書に立ち返るとか、自分なりにそのミスをなくす方法を試す。自分の間違いを分析すること。これが受験勉強でいちばん大切なことだと思います。やったらやりっぱなしにしないこと。
私がやっていた手順としては
①制限時間を決めて問題を解く、時間内に解き終わらなかったらプラス何分かかったか数えて解く。
②15分休憩。長文解くの普通にしんどいのでおやつ食べたり、世界史の教科書回したりあんまり体力いらないことをしてた。寝てもいい。
③丸つけ。正答率にこだわりすぎない。
④英文をもう一度最初から読む。頭の中で一文ずつ訳して訳文と照らし合わせる。単語や解釈の間違いを確認し、正しい解答根拠を探す。
⑤自分が間違えた理由を考えて次に活かす。
これはわたしが塾で長文解いた後に毎回やってた復習の痕跡です。
構造とか、前置詞がどこにかかってるかとか書き込みながら訳文を読んでた!しんどいけどこれすると本番には書き込まなくても勝手に構造が見えてくるようになる。
めんどくさくて私はあんまりやってなかったけど、自分が間違えた理由をノートに書き溜めるのおすすめ。
間違い直しのポイントは、時間をたっぷりかけること、めんどくさがらないこと!私は11月ぐらいにこんな丁寧な直しを始めて、正直遅すぎたなって思ったけどそこから正答率爆あがりしたので本当に丁寧にやってほしい。絶対伸びる。特に4番が面倒でもいちばん大切。ちゃんと一文ずつ訳し直して自分がどういう解釈をしたか確かめてください。
それから、私は単語がなかなか覚えきれなかったので、本文を読んでいる途中でわからないものがあったら印をつけておいて、後で必ず確認してました。一度問題で出会った単語は定着しやすいのでおすすめ。
【過去問】
過去問は9月ぐらいに時間無制限のお試しでどんなもんかやってみるといいかも。解けなくて当たり前なのであまり落ち込まず、自分の実力と志望校の距離感を図る感じで。
共通テストの過去問はとにかく慣れ。私大志望の人はあまり力入れすぎないようにだけ気をつけて〜
Youtubeの解説、コツを実践して自分に合うものを掴もう。
続いて志望校の過去問。
私が本格的に同志社の英語の過去問やり始めたのは多分11月とか。周りと比べたら割と遅めだけど自分の実力がついてないのに過去問乱れ打ちしてもしんどいだけなのでそんなに焦らなくていいと思います。最初は正答率も低くて全然いいので文章を一文ずつ正確に訳す意識を忘れず丁寧に読もう。
長い文章に戸惑って、せっかく英文解釈の練習をしたのに読み飛ばしすぎて大事な単語を落としたり、ありえない解釈間違いをする傾向にあるので気をつけて。まずはスピードよりも長文に耐えられる体力と精読力をつけることが大切。音読をしっかりやって、過去問演習を積めば自然とスピードは上がります。
やり方は上の長文と同じで大丈夫です。
例えば、同志社は長文長文会話の大問三つ構成ですが、私が初めて全部通して本番の制限時間でやったのは年末ぐらい。そこから時間や何問目から解くかを考えていきました。
過去問を解く上でいちばん大事なのは、志望校の問題形式と自分の苦手分野を照らし合わせて対策を考えること。
例えば、同志社の問題だと私は単語問題(文中に出てきた単語と似た意味の単語を選択肢から選ぶ問題、関学にも同じ形式のものが出る)が苦手で、単語があやふやなのもあって直前まで正答率が低かったです。
じゃあ正答率を上げるにはどうすればいいのか。まず、自分がなんで間違えたのかを考えます。私の場合は、急ぎ過ぎて読み間違い(rationalとnationalとか)をしたり、知らない単語が選択肢にある途端になんだかそれを選ばないといけない気がして根拠が無いまま選んだりすることが多かったです。なので、単語問題は深呼吸して落ち着いて解くこと、わからなくても文脈から判断して丁寧に読むことを心がけました。
このちょっとした自己分析が本当に大事で、私はこれを毎日めげずにやったから合格したのかなと今思ってます。自分の欠点と向き合うのは結構しんどいことだけど、まだ伸び代がある!と捉えてみんな絶対やってね。
|英熟語の勉強法
夏おわるまでに単語一通り覚えたら、公募に向けても英熟語の勉強が必須。「速読英熟語」がダントツおすすめなので絶対やってください。CDもメルカリとかで買って移動中に聞き流すと共テのリスニング上がる。シャドーイングもおすすめ。
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|音読のやり方
音読はやった方が点数伸びやすい。1日一回でもいいから短めの長文を脳内で訳しながら読んでいくのがおすすめ。速読シリーズとか。
しかし面倒すぎて続かない可能性大なので、私はドライヤーしながらとかバス乗りながら小声でとか、ながら勉強スタイルでやってました。そのぐらいゆるくても、脳内で訳すことと構造の意識を忘れなければ効果は絶対出る。
また、夏休み終わるぐらいまでは直読直解をするのもおすすめ。これもめんどくさいけどやったらめっちゃ読めるようになるので信じてやってみてほしい。4月から7月まで毎日直読直解出来たら最高。
|会話問題の対策
会話が出る大学を受けるなら、11月末ぐらいに会話の問題集なんでもいいのでやって、一周ぐらいしとくといいかも。ちなみに同志社と関学は正直問題集やってなくても対応できたかなと思うけど、会話特有の表現も出てくるので、ちょこっとでいいからやることをおすすめします。
私はZ会の「会話問題のトレーニング」を使いました。おすすめ!
|勉強系Youtuber
私は受験勉強のやり方の7割ぐらいをYoutubeの教えに沿ってやってました。ただ注意点があって、見過ぎるとどれが正しいのかわからなくなって混乱してしまったり、過度に不安になったりする。口調強い人(センセイプレイスとか)は見るとしんどいのでやめた。自分で取捨選択ちゃんとやって情報に飲まれないようにすることが本当に大事。
私が見てたのは、あべしゅんこ、関関同立ラボ、たまに武田塾とか。
|メンタル
自分がすべきことを考えてちゃんと行動に移せてるなら絶対結果は出る。友達から刺激を受けるのもいいけど比べすぎないこと。これで私は最後の模試までE判定でも、一週間前まで合格最低点超えなくても、なんとか心折れずにやれました。落ち込んでる暇あったら単語帳見た方がいい。
今まで自分が感じたことないプレッシャーとか焦り、イライラ、ストレスを受けてしまうかもしれないけど、どんと構えて、どんな試練も全部受かるためにと思って、頑張ってね!